朝ドラや大河ドラマ、連続ドラマなど、様々なジャンルの脚本を手掛け、高い評価を受けている井上由美子さん。
7月スタートの新ドラマ愛の、がっこう。の脚本を手掛けることで注目が集まっています。
「井上さんてどんな人なの?」、「結婚してる?」「出身校はどこ?」と気になっている人も多いのではないでしょうか?
今回の記事では井上由美子さんの経歴や学歴、家族構成を解説していきます!
- 井上由美子の代表作や評価が知りたい人
- 出身高校など学歴が知りたい人
- 家族構成が知りたい人
脚本家井上由美子wiki経歴まとめ

- 生年月日:1961年6月24日
- 年齢:64歳(2025年現在)
- 出身地:兵庫県神戸市
- デビュー作:過ぎし日の殺人(1991年)
大学卒業後、井上由美子さんはテレビ東京に入社します。
しかし、希望していたドラマ制作の部署には配属されず、思い描いていた仕事とは異なる日々が続きました。
結局、わずか3年で退社を決意します。
多くの人がそこで夢を諦めてしまいがちですが、井上さんは違いました。
退社後は脚本家への道をあきらめず、シナリオ作家協会が主催する「シナリオ講座研修科」を修了。
基礎から脚本の技術を学び、着実に実力をつけていきます。
ここから、井上さんの華やかなキャリアが本格的に始まることとなります。
脚本家としての経歴や評価は?
井上由美子さんは、1990年代から現在に至るまで、日本のテレビドラマ界を代表する脚本家として数々の名作を手がけてきました。
社会派からヒューマンドラマ、恋愛ものまで幅広いジャンルをこなし、そのリアリティと人間描写の深さには定評があります。
代表作には以下のような作品があります。
- 連続テレビ小説『ひまわり』(1996年/NHK)
- 『きらきらひかる』(1998年/フジテレビ)
- 大河ドラマ『北条時宗』(2001年/NHK)
- 『白い巨塔』(2003年/フジテレビ)
- 14才の母(2006年、日本テレビ)
- 『緊急取調室』(2014年〜/テレビ朝日)
- 『BG〜身辺警護人〜』(2018年・2020年/テレビ朝日)
- 『愛の、がっこう。』(2025年予定/フジテレビ)
その実績は高く評価され、数々の受賞歴にもつながっています。
井上由美子の評価は?
数々の話題作を生み出してきた井上さんはどのような評価がされているのでしょうか?
芸術選奨新人賞(1995年)
第7回橋田賞(1999年)
第25回向田邦子賞(2007年)
芸術選奨文部科学大臣賞(2006年)
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(第49回・第82回)
文化庁芸術祭放送個人賞(2007年)
東京ドラマアウォード(2008年)
紫綬褒章(2020年)
第76回NHK放送文化賞(2025年)
長年にわたり第一線で活躍し続け、数多くの賞に輝いた井上さん。
脚本家・三谷幸喜さんは、『週刊SPA!』2006年1月号「トーキングエクスプロージョン~エッジな人々」第417回のインタビューの中で、井上由美子さんについて次のように語っています。
「今、一番、僕が憧れるのは井上由美子さんですね。本当はああいう人になりたかった。(特定のジャンルだけでなく)あらゆるジャンルにおいてちゃんと成果を残していらっしゃる」
(取材・文:橋本達典/扶桑社)※出典:『週刊SPA!』2006年1月号
2025年の最新作『愛の、がっこう。』も大きな注目を集め、今後の活躍にも期待が高まります。
脚本家井上由美子の学歴は?高校や大学はどこ?

ここでは井上さんの出身高校や大学などの学歴を見て行きましょう。
夢野台高校は、兵庫県から「ひょうごスーパーハイスクール(HSH)」の指定を受けるなど、地域でも教育に力を入れている高校のひとつです。
井上さんが通っていた当時から、学習意欲の高い生徒が多く集まる学校として知られていた可能性があります。
その後進学した立命館大学文学部の偏差値は64〜70程度とされており、全国的にも高いレベルの大学です。
一般的に偏差値60を超える大学は「一流」とも評されることが多く、井上さんの知的な背景がうかがえます。
専攻していたのは中国文学。脚本家としての視野の広さや物語構成の巧みさは、大学時代に養った文学的素養や読解力がベースになっているのかもしれません。
脚本家井上由美子の家族構成:夫や子供はいるのか?

井上由美子さんの家族構成については、本人から明確に公表された情報は多くありません。
夫はスポーツディレクターとして活動。家庭でもクリエイティブな感性に囲まれている環境は、作品へも影響しているかもしれませんね。
井上さんが1961年生まれで現在64歳であることを考えると、息子さんは30代から40代と推測されます。
息子さんもすでに成人し、独立している可能性が高いでしょう。
井上さんはかつて「マロン」という名前のパピヨン犬を飼っていたこともあり、愛犬と過ごす時間が日々の癒しだったとも伝えられています。
家庭では、脚本執筆とはまた違った穏やかな時間を大切にされていたことがうかがえます。
その成功の裏には、大学時代の文学的素養や不断の努力があり、プライベートでも家庭と仕事を両立させるバランス感覚が感じられます。
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