2025年7月の参院選で、大阪選挙区から国民民主党の新人・渡邉莉央さんが立候補しました。
医師としての経歴を持つ異色の候補者の渡邉さんが一体どんな経歴の人なのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
- 経歴:関西医科大学総合医療センターのリハビリテーション科に勤務
- 学歴:関西医科大学医学部を卒業
- 実家:医師になるまでの学費は2,500万〜3,000万円以上かかるため、経済的な余裕がある家庭と推測される
ここでは渡邉莉央さんの経歴や学歴、実家の情報などをまとめました。
- 渡邉莉央の経歴が知りたい
- 渡邉莉央の学歴をチェックしたい
- 渡邉莉央の実家が気になる
渡邉莉央の経歴は?

渡邉莉央さんは医師としての現場経験を経て政治の世界に飛び込みました。
元医師の政治家は日本でも一定数いますが、政治家全体から見ると割合は多くはないため、医師出身の新人政治家は注目されやすいと言えます。
名前:渡邉莉央(わたなべりお)
生年月日:1995年3月23日
年齢:30歳(2025年7月)
出身地:大阪府箕面市
選挙区:大阪府
趣味:美術館巡りと絵を描くこと
好きな言葉:もちつもたれつ
渡邉さんの趣味は美術館巡りと絵を描くことで、幼少期には絵を習っていた経験もあるそうです。
医療や政治といった堅い分野に取り組む一方で、芸術に親しむ一面もあり、その人柄にも親しみが持てますね。
関西医科大学総合医療センターに勤務していた

所属していたのはリハビリテーション科で、ここで医師としてのキャリアをスタートさせたと見られています。
リハビリテーション科の医師は、病気やけがによって低下した身体機能の回復をサポートし、社会復帰を目指す患者に対して専門的な治療を行います。
診断や治療方針の決定だけでなく、訓練計画の指導や装具の処方など、多面的な支援を担う役割です。
渡邉さんが、患者一人ひとりと向き合う丁寧な医療に従事していたことがうかがえます。
医師から政治家へ転身
医師として現場に立ってきた渡邉莉央さんは、医療現場の課題に直面するなかで、「現場の声を政治に届けたい」との思いから政治の道を志しました。
現在は国民民主党大阪府、参議院選挙区総支部長に就任しています。
医師不足や救急対応の遅れ、予算の制約など医療現場の深刻な課題を目の当たりにしたことが、渡邉さんの政治家転身の大きな動機となりました。
渡邉莉央さんは、医療の現場で感じた課題をもとに、以下のようなテーマに取り組みたいと語っています。
渡邉莉央が取り組みたいテーマ
- 現場の声を国会へ届ける:医療・介護現場で働く人々や若者世代の声を、政治に反映させたい
- 医療・介護体制の強化:病院や医師の不足、予算の制約など、医療・福祉の現場で直面している問題を改善し、持続可能な体制を整える
- 医療・福祉従事者の処遇改善:医療・福祉分野で働いている人の待遇改善
- 若者世代・子育て支援:安心して子どもを育てられる社会を実現
- 暮らしを支える大阪づくり:インバウンドや経済偏重ではなく、医療・福祉を「未来への投資」として考えることで、誰もが安心して暮らせる大阪を目指す
政治は特別な人のものではなく、普通の人の声も届くべきだという信念を胸に、医療現場の経験を活かしながら政治家としての活動をスタートさせました。
医療現場でのリアルな声を大切にしながら、医師として誠実に経験を積み、政治家としても歩み始めた渡邉さん。
そんな彼女がどのような学びの道を経てきたのか、詳しく見ていきましょう。
渡邉莉央の学歴は?

医師を目指す人の多くは、医学部の受験競争が激しいことから、理系科目で高い成績を早めに安定させる必要があり、そのため高校生の段階で進路を決めています。
渡邉さんも例外ではなく、早い段階から医学部進学を見据えて努力を重ねてきたと考えられます。
ここからは、彼女の学歴について詳しく見ていきましょう。
渡邉莉央の出身高校は追手門学院高校

追手門学院高校では、普通科創造コース、普通科特選SSコース、普通科Ⅰ類コース、 普通科Ⅱ類コースに分かれていて偏差値58~67です。

医学部を受験していたことから、渡邉莉央さんが在籍した可能性のあるコースは以下の2つが考えられます。
◆特選SSコース(偏差値67)
特徴:難関国公立大学の受験を目指すカリキュラムで大学合格から逆算した学習スケジュールでハイレベルな授業を展開
◆創造コース(偏差値67)
特徴:多様な進路実現を目指し、国公立大学や難関私立大学の推薦入試、海外進学を想定した独自の探究・プロジェクト型の学びを展開
これらのコースは、医師を目指す学生にとって必要な学力や思考力を養うための環境が整っており、渡邉莉央さんもこれらのコースに在籍していた可能性が高いと考えられます。
渡邉莉央は関西医科大学医学部を卒業

関西医科大学医学部は偏差値70と非常に高い水準にあり、難関の医学部のひとつです。

ここでの学びは、医師としての専門知識や技術だけでなく、幅広い視野や倫理観も養われる場となっています。
医師になるまでの期間は一般的に以下の流れで約6〜7年かかります。
- 大学医学部(6年):日本の医学部は通常6年間の課程で、基礎医学から臨床実習まで幅広く学ぶ
- 国家試験合格:6年間の医学部課程を修了後、「医師国家試験」に合格する必要がある
- 初期臨床研修(2年間):国家試験合格後は、多くの場合、病院での初期臨床研修を2年間行う
渡邉さんもこの環境で多くのことを吸収し、医療現場での実践力を磨いてきたと考えられます。
渡邉莉央の実家は金持ち?

医師になるには、時間だけでなく多額の学費も必要です。
関西医科大学のような私立医学部では、一般的に以下のような費用がかかると言われています。
医師になるまでに必要な費用(私立医学部の場合)
- 入学金:約100万円前後
- 授業料・施設費など:約400〜500万円/年
- 6年間合計:約2,500〜3,000万円
- 教材費・国家試験対策・生活費:さらに数百万円上乗せされることも
このように、医学部進学は金銭的なハードルが非常に高い進路です。
そのため、渡邉莉央さんの実家も、一定以上の経済的なゆとりがあったのではないかと考えるのが自然かもしれません。
実際、私立医学部出身者には、医療関係者の子どもや資産に余裕のある家庭が多い傾向も見られます。
医師としてのキャリアを経て、政治の世界に飛び込んだ渡邉莉央さん。
医療の現場を知る視点を持つ新人政治家として、これからどのような活動を見せてくれるのか注目が集まります。
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