スカイツリー無許可ドローン映像に批判殺到!ジョエル・エルマン(Joel Elman)とは何者?

東京スカイツリーのすぐそばをドローンが急降下する、まるで映画のような映像がSNSで話題となっています。

建築美を称えるつもりだったと語る彼の作品には、称賛の声とともに「ルール違反では?」と疑う声も多数。

特に注目を集めているのが“無許可”で撮影された可能性が高いという点で、現在ネット上では炎上状態となっています。

この映像を投稿したのはアメリカを拠点とする映像クリエイター、ジョエル エルマンJoel Elman)氏です。

今回は、この映像の何が問題なのか、そして投稿者ジョエル エルマン氏の素顔に迫ります。

こんな人におすすめ
  • どんな映像が炎上したのか知りたい
  • 投稿者ジョエル エルマン氏が何者なのか知りたい
目次

スカイツリーに無許可ドローンが急接近!衝撃映像が拡散中

SNS上に投稿された一本の映像が、ネットユーザーの注目を一気に集めました。

その映像には、東京スカイツリーの外壁すれすれをドローンが猛スピードで急降下する様子が収められており、まるでアクション映画のワンシーンのような迫力です。

「これ、許可取ってないのでは?」「危険すぎる」――映像が拡散されると同時に、SNS上には批判の声が殺到し、瞬く間に炎上騒動へと発展しました。

では、スカイツリーのような場所をドローンで撮影することは可能なのでしょうか?

ドローン飛行に関するルールや法律の観点から、この行為の問題点を掘り下げていきます。

スカイツリーは撮影できるの?ドローン飛行ルールを解説

出典:DPAスクール公式HP

近年、ドローンは空撮技術の進化とともに、映像制作やSNS投稿、観光プロモーションなどで広く活用されるようになっています。

誰でも撮影できそうに感じますが、実は日本では無人航空機の飛行に関して厳格なルールが定められているのをご存知でしょうか。

特に人口が密集する都市部や、高さのある建築物周辺では、安全面やプライバシー保護の観点から飛行ルールが非常に厳しく規制されています。

今回のようなスカイツリー周辺での飛行は、何が問題だったのかを詳しく見ていきましょう。

スカイツリーでの無許可ドローン飛行はなぜ問題?

東京スカイツリーの周辺空域は、ドローン飛行において最も厳しく規制される区域のひとつです。

今回の炎上騒動の問題点をまとめました。

基本ルール
  • 地上150メートル以上の飛行には、国土交通省の許可が必要だった
  • 人口密集地(DID)内での飛行も事前許可が必要
  • 高層建築物への接近は、機体の衝突や落下リスクが高く、周囲の安全を脅かす可能性がある
  • 観光地ゆえ人通りも多く、事故発生時の被害が大きくなりやすい
  • プライバシーの侵害や建物の権利を侵す懸念もあり、映像公開には慎重さが求められる
  • 許可なしでの飛行や映像投稿は、違法・損害賠償リスクを伴う

それでは、映像を撮影したジョエル エルマン氏は撮影の許可を取っていたのでしょうか?

男性の回答メール: ドローンの独特な視点を利用して東京の建築美を探求しました。スカイツリーは東京の地平線と精神を象徴する力強いシンボルなんです。 許可の有無についての回答はなく、「映像の説明」に関する返信がありました。

引用:Yahoo!ニュース

現時点ではJoel Elman氏が撮影の許可を取ったかどうかの確認は取れていません。

国土交通省は航空法違反の可能性を視野に入れ、警察へ相談を進めている段階です。

今後の捜査や調査の結果によっては、法的措置や厳しい処分が科される可能性もあります。

引き続き動向を注視していきたいところです。

どんな空域で許可が必要なのか?

実際に、どのような空域でドローンの飛行に許可が必要となるのでしょうか。

以下の空域では、無人航空機(ドローン)を飛ばす際に国土交通省の許可が必要です。

許可が必要な空域
  • 地表・水面から150m以上の高さ
  • 人口集中地区(DID)内
  • 空港等の周辺空域

今回、問題となっている東京スカイツリーの周辺空域は、上記のすべてに該当しており、特に厳重な規制がかかっている場所のひとつです。

このような場所での無許可飛行は、航空法に違反する可能性が高く、重大な事故やトラブルにつながるおそれもあるため、非常に問題視されています。

守るべき基本ルールとは?

許可の有無にかかわらず、ドローンを飛ばす際には以下のルールを守らなければなりません。

基本ルール
  • 第三者との距離は30m以上確保
  • 目視範囲内での飛行(モニターのみは禁止)
  • 日中(日の出〜日没)のみ飛行可
  • 祭りやイベントなど、人が多く集まる場所の上空は飛行禁止
  • アルコールや薬物の影響下では飛行不可
  • 物の投下や爆発物の輸送は禁止

これらの基本ルールは、ドローンの安全な運用と周囲の人々の安心を守るために設けられています。

特に人口密集地や観光地のような場所では、これらの規則を守ることが事故防止やトラブル回避につながります。

違反した場合、法律による罰則や罰金が科されることもあるため、ドローン操縦者は必ず遵守する必要があります。

ジョエル エルマン顔画像や年齢・経歴、SNSは特定済?

ジョエル エルマンアメリカ在住の映画制作者で、FPVドローン映像の制作を得意としています。

これまでにも日本の高層建築物をドローンで撮影した映像を投稿しており、話題になることが多い人物です。

ジョエル エルマンは主にInstagramやYouTubeで映像作品を発信しており、多くのフォロワーを持つ人気クリエイターです。

顔画像はInstagramやYouTubeなどで確認できますが、年齢や詳しい経歴は公表されていません。

彼のSNSでは、臨場感あふれるドローン映像が数多く公開されており、ドローン技術の高さには一定の評価も集まっています。

今回炎上した映像は、Instagram上で削除されておらず、2025年5月現在も自由に閲覧可能な状態が続いています。

ただし、今後の状況次第では、本人の判断やプラットフォームの対応により、削除される可能性も否定できません。

SNSでは厳しい意見が多い

スカイツリーに無許可でドローンを接近させた今回の映像には、SNS上で批判が殺到しました。

特に「外国人観光客によるルール無視」と受け取られたことから、「入国制限を設けるべきでは」といった意見も多数見られました。

以下は、実際に投稿されたXの声です。

X上では、投稿者が外国人であることからか、厳しい意見が特に目立ちました。

日本のルールを守らないなら、許されない」という声が多く、国内規制への理解はあるものの、無許可飛行に対する不満や怒りが強く表れていました。

一方で、「もちろん危険すぎるけど映像作品としては圧巻の迫力だ」と評価する声も少数ながらありました。

しかし、全体としてはルール無視への批判が圧倒的多数を占めており、肯定的な声は非常に限られていました。

今回の騒動は、ドローン映像の魅力と安全・法律遵守の重要性を改めて浮き彫りにしました。

今後も技術の発展とともに、ルールを守った安全な利用が求められるでしょう。

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