元タレント・中居正広さんの代理人弁護士は23日、フジテレビ側の第三者委員会が開示や釈明に応じなかったとして情報の開示を再要求しました。
第三者委の「情報開示を差し控える」という回答に、中居さん側がこのまま引き下がると思っていた人も多いのではないでしょうか？
突然の反撃とも取れる行動を後押ししているのが長沢美智子弁護士率いる5名の代理人弁護士です。
今回は長沢美智子さんの経歴と実績、大塚家具のお家騒動や中居正広さんに選ばれた理由などについて詳しく解説していきます。
長沢美智子の経歴や学歴
長沢美智子の実績や大塚家具騒動でどう活躍したのか
【顔画像】長沢美智子の経歴・学歴や家族構成は？
長沢美智子弁護士の経歴を見て行きましょう。
名前：長沢美智子（ながさわみちこ）
生年月日：1951年8月26日
年齢：74歳（2025年5月現在）
出身校：早稲田大学卒
所属：第二東京弁護士会
長沢美智子弁護士は、早稲田大学法学部を卒業後、第二東京弁護士会に所属し、36期の修習を経て弁護士登録しました。
長年にわたり幅広い法律分野で活動し、豊富な経験を持つベテラン弁護士です。
続いては、長沢弁護士の学歴について詳しく見ていきます。
長沢美智子の学歴
長沢美智子さんは1976年3月に早稲田大学法学部を卒業しています。
弁護士登録は1984年であり、卒業から約6年後のことでした。
司法修習期間が2年（現在は1年）であることを考えると、卒業後すぐに司法試験に合格したわけではないことが推察されます。
とはいえ、長沢さんが卒業した早稲田大学法学部は偏差値71と非常に高く、私立大学の法学部の中でも慶應義塾大学法学部と並ぶトップクラスの難関校です。
そのため、学業のレベルは極めて高いと言えるでしょう。
長沢美智子の家族構成は？長沢幸男氏との関係
長沢美智子さんは現在74歳という年齢から考えると、お孫さんがいてもおかしくない年齢です。
facebookで同姓同名のアカウントが見つかりましたが、長沢美智子さんと同一人物であるかは確認できませんでした。
プライベートは非常に控えめにされています。
同じく中居正広氏の代理人弁護士である長沢幸男氏と同姓のため、「夫婦では？」と思う方もいるかもしれませんが実際には全くの別人で家族関係はありません。
長沢美智子の実績|大塚家具事件や中居正広から選ばれた理由
企業法務、倒産・再生、民事訴訟を中心に幅広い分野で活躍している長沢美智子さん。
特に倒産法や事業再生に関する実務経験が豊富で、以下のような役職を歴任しています
学習院法科大学院教授（2007年～2013年）
国土交通省関連委員を歴任（2005年～）
日弁連での要職（倒産法制等検討委員会副委員長、財務委員会副委員長、監事を歴任）
東京地方裁判所鑑定委員（2016年～）
複数の上場企業の社外監査役（双日株式会社、綜合警備保障（ALSOK）など）
事業再生研究機構理事、事業再生実務家協会の専務理事（2024年6月～）
弁護士登録後は企業の経営支援や倒産処理、訴訟案件などを多数手がけ、特に大塚家具の経営権争いで注目を集めました。
それでは、大塚家具騒動とはどういったものだったのでしょうか？
知名度が上がった大塚家具のお家騒動
特に注目を集めたのが、2013年3月から社外取締役を務めていた大塚家具での一件です。
2014年、創業者の父・大塚勝久氏と、当時社長だった娘・久美子氏との間で経営権をめぐる激しい対立が表面化。
長沢美智子弁護士は、社外取締役という立場ながら、久美子氏の方針に賛同し、弁護士としても陣営を支援しました。
法的知見に基づいた対応や、株主の理解を得るための戦略的な動きにより、久美子氏を勝利に導いたとされます。
この際の手腕が高く評価され、一部では「女軍師」と称されるなど、大塚家具騒動を機にその名が広く知られるようになりました。
重点取扱い業務
長沢さんは現在、東京丸の内法律事務所に所属しています。
所属先で主に行っているのは、以下の業務です。
企業法務：企業の法的リスク管理やコンプライアンス対応を含む、経営の根幹に関わる支援
事業再生・倒産：法的整理から民事再生、私的整理など
知的財産権法務：特許・商標・著作権など、企業の技術・ブランドを守る法務を担当
訴訟事件等の紛争案件：企業間の契約トラブルや株主紛争など
M&A企業再建・事業承継：買収や合併、新旧経営体制の橋渡しとなるスキーム設計など、企業の転機に関わる支援
特に複雑な利害関係や迅速な対応が求められる案件において、長沢弁護士の判断力と戦略性は高く評価されてきました。
ではなぜ、数ある弁護士の中から中居正広さんは彼女を選んだのでしょうか？
中居正広から選ばれた理由は？
中居さんの代理人には、元裁判官で知財訴訟に精通した長沢幸男氏をはじめ、専門分野も経歴も異なる5人の弁護士が名を連ねています。
中居さんはなぜ長沢美智子弁護士を選んだのでしょうか？
長沢さんの経歴や実績から以下のことが考えられます。
大塚家具での実績
企業法務や事業再生など幅広い専門性
訴訟・交渉に強い実行力と判断力
信頼と実績のある“顔が見える弁護士”
企業の経営権争いで「女軍師」として戦略を展開した実績や、独立後の実務経験の豊富さに加え、利害調整や紛争対応における評価の高さも際立っています。
さらに、報道で名前が繰り返し取り上げられることから、関係者やメディアからの信頼も厚いと言えるでしょう。
それらの総合的な要素が「信頼できるパートナー」として中居さんの支えとなる存在だと判断されたのではないでしょうか。
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