2025年6月7日、事故による頭部外傷のため21歳という若さでこの世を去った大須賀聖良さん。
2020年に女流特別採用推薦でプロ入りを果たして以降、注目の若手棋士として活躍していました。
大塚さんのプロフィールや学歴、プロ棋士としての実績などが気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、大須賀聖良さんのプロフィールや学歴、実績などを詳しくまとめました。
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- 大須賀聖良の学歴が知りたい
- 大須賀聖良のプロ棋士の実績が知りたい
大須賀聖良wiki経歴プロフィール
名前：大須賀聖良（おおすかせいら）
生年月日：2004年1月20日
年齢：21歳（享年）
出身地：埼玉県
所属：日本棋院東京本院
大須賀聖良さんは、小学4年生の頃からプロ棋士を目指していました。
小学6年生から中学1年生までの期間、囲碁の強豪が多い韓国に滞在し、現地の囲碁道場で腕を磨くなど、幼少期からの熱心な努力と研鑽が彼女の成長を支えました。
囲碁一家に育った家族構成
大須賀聖良さんは囲碁一家の中で育ちました。
姉と弟2人の4人兄弟で、兄弟全員が囲碁をしています。
母：大沢麻耶 （全日本女流アマチュア選手権大会優勝3回(2002年、2013年、2023年)・囲碁講師）
姉：大須賀梨香 （アマ六段・囲碁講師）
弟：大須賀璃空（アマ六段・囲碁講師）
祖父：大澤完治（元日本棋院埼玉県支部連合会副会長）
大学生の弟さんも幼少期から囲碁をしているので、ゆくゆくは囲碁講師になる可能性もあります。
父親の情報は公表されていないので、囲碁とは関係のない職業なのかもしれません。
伯母は大澤奈留美5段
伯母の大澤奈留美五段は、母・麻耶さんの姉にあたり、幼少期から囲碁に親しんできました。
父（大須賀さんの祖父）が碁会所を経営していた影響で6歳から囲碁を始め、秀行塾や緑星囲碁学園で腕を磨きました。
元日本棋院院生で、全日本女流アマ選手権優勝の実績を持つ強豪棋士です。
母の麻耶さんや姉の梨香さんも囲碁インストラクターとして活動し、囲碁関係者との交流が盛んでした。
幼少期の聖良さんも家族とともに囲碁学苑の公開対局に参加するなど、囲碁の環境に囲まれて育ち、情熱を育んでいました。
大須賀聖良のwiki学歴
4歳のころから祖父の主宰する囲碁学校に通い始めていた大須賀聖良さん。
大須賀聖良さんの出身小学校や中学校、高校進学の有無など、学歴に関心を持つ方も多いのではないでしょうか？
幼少期から囲碁に打ち込み、学生生活と両立しながら棋士として成長してきた彼女の学歴について、詳しく見ていきましょう。
大須賀聖良はさいたま市立柴川小学校出身
大須賀聖良さんの出身小学校は、さいたま市立柴川小学校です。
小学校4年生の頃にプロ棋士になりたいと強く志すようになり、母・麻耶さんとの会話をきっかけに本格的な修行生活が始まりました。
小学校6年生になると韓国の囲碁道場に修行に出るなど、積極的に積極的に囲碁に打ち込む姿勢を見せていました。
囲碁一家に育った環境と本人の強い意志が、小学生のうちにプロを目指す原動力となっていたようです。
大須賀聖良の出身中学は？
通っていた小学校から以下の中学校に通っていた可能性が考えられます。
- さいたま市立大宮南中学校
- さいたま市立第二東中学校
さいたま市立大宮東中学校 - さいたま市立大成中学校
- さいたま市立大宮北中学校
大須賀聖良さんは、韓国の囲碁道場に修行に出るなど、囲碁への本格的な取り組みを始めました。
棋士としての活動を優先するために、特別な進路選択があった可能性も考えられます。
中学時代は学業と囲碁の両立に努めながら、プロ入りを目指すための重要な修行期間だったと見られます。
大須賀聖良の出身高校は？
大須賀聖良さんは15歳でプロ棋士としてデビューしており、高校には進学せず囲碁に専念していた可能性が高いです。
プロ入り後は1日10時間にも及ぶ囲碁の修行に取り組み、張豊猷八段の「今研」や小山空也四段の「空研」など複数の道場に通いながら、実力派棋士による研究会にも参加していました。
このような生活スタイルからも、一般的な高校進学ではなく、囲碁に集中できる環境を選んでいたことがうかがえます。
プロとしての道を本格的に歩み出すための、明確な選択だったと言えるでしょう。
大須賀聖良の実績
囲碁が日常にある家庭環境の中で、自然と碁石を手に取るようになり、4歳ごろには囲碁を覚えました。
- 4歳ごろ：囲碁を覚える
- 小学生：緑星囲碁学園（さいたま新都心校）に通う
- 小学3年：囲碁・将棋チャンネルに出演
- 小学4年夏：東京の「洪道場」に入門
- 小6〜中1：韓国の囲碁道場で約1年修行
- 中学以降：日本棋院の院生としてプロを目指す
次はアマチュア時代とプロ棋士になってからの実績を見て行きましょう。
アマ時代の実績
大須賀さんはアマチュア時代から全国レベルで頭角を現し、数々の大会で上位に食い込む活躍を見せました。
特に、小学生から中学生にかけての実績は目を見張るものがあります。
- 少年少女囲碁全国大会（小6）：5位
- ゆうちょ杯ジュニア本因坊戦：全国4位（中学生に交じっての快挙）
- 埼玉女流名人戦：3連覇
- 全国大会（ペア戦）：母・摩耶さんとベスト8進出
これらの経験が彼女の実力を裏付けるとともに、プロ入りへの確かな土台となりました。
特に母・摩耶さんとのペアで全国大会ベスト8に入賞したことは、囲碁を通じた親子の強い絆も感じさせます。
15歳でプロ入り
2020年、大須賀さんは日本棋院の「女流特別採用推薦棋士」としてプロ入りを果たしました。
これは、院生Aクラスに5カ月以上在籍するなどの条件を満たした上での特別な採用制度で、彼女の実力がいかに高く評価されていたかを物語っています。
また、2025年6月3日には都内・日本棋院で行われた第7期会津中央病院女流立葵戦の予選で、プロデビュー戦を迎えました。
対局相手は木部夏生二段で、惜しくも初勝利とはなりませんでしたが、本人は「無心で臨んだ」と語り、堂々とした姿勢で大きな一歩を踏み出しました。
プロ入り後の主な実績
プロ入り後も、公式・非公式問わず多くの大会で好成績を残しています。
- 女流棋聖戦：本戦トーナメント ベスト8（3期連続出場）
- 女流本因坊戦：本戦トーナメント ベスト23（2期連続出場）
- 女流秀策杯：優勝（非公式戦）
- ワイズアカデミー杯：準優勝（非公式戦）
通算成績は60勝95敗、2025度は5月8日の本因坊戦予選C、遠藤悦史八段戦で敗れたのが最後の対局となりました。
若くして才能を開花させ、囲碁界に希望を与えてくれた大須賀聖良さん。
そのあまりに早すぎる旅立ちは残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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